また「大量の退職者」 保育園が突然の閉園危機
東京豊島区の認可保育園「つくし保育園」が、突然3月末での閉園を発表し、保護者らに困惑が広がっているとフジテレビなどが報じている。
報道によると、閉園を決めたのはNPO法人「つくしの会」が運営する「つくし保育園」。豊島区によると、1月末に突然「運営上のトラブルがあり閉園する」という連絡があったという。
豊島区は保育園に対して、子どもの受け入れを継続するよう求めるとともに、転園する子どもについては、選考などで配慮するとしている。
取材に応じた保護者によると、保育園からは大量に退職者が出て、保育士を確保できなかったと説明があったという。
大量の退職者によって閉園の危機となった保育園は、記憶にも新しい。
静岡県浜松市の私立認可保育園「メロディー保育園」が、園長夫妻の職員へのパワハラによって大量の退職者が発生し、危うく閉園となるところだった問題だ。
このような問題は、メロディー保育園や今回の豊島区の件に留まらず、全国的に発生していると考えられる。
日本全体として、保育園・幼稚園の経営や職員の人権管理など、保育行政のいっそうの効率化・合理化が求められる。
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2020.02.14 02:58